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でもその二つの違いや、自分にはどちらが向いているのかよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事ではバリスタとドルチェグストの違いについて比較してみたので、解説していきます!
目次
実際に使って比較してみた
結論からまとめてみると以下のような感じです。
バリスタ | ドルチェグスト | |
淹れる手間 | あまりかからない | 少しかかる |
本体コスト | 1万円以下が多い 安め | 1万円以上が多い 高め |
本体サイズ | 大きい ※モデルによる | 小さい ※モデルによる |
味・クオリティ | 美味しい | かなり美味しい |
一杯のコスト | 安い(14~16円) | 高い(70円~234円) |
お手入れ | まあまあ面倒・大変 | かなり楽 |
音の大きさ | 少しうるさめ | 静か |
順番に見ていきます。
淹れる手間
それぞれの抽出方式は以下のような感じです。
バリスタ・・・インスタントの粉を溶かす
ドルチェグスト・・・専用カプセルをセット
バリスタでは、マシン本体にインスタントの粉をあらかじめセット(補充)しておき、内部で溶かして抽出する方式となっています。
それに対してドルチェグストでは一杯ごとにカプセルをセットし、レバーを下げることでカプセルに穴を開け、内部でカプセル中身をお湯(水)に溶かして抽出する方式です。
どちらが手間がかからず楽なのか?
バリスタは粉を溶かすため抽出した後もコーヒー豆のカスなどは残りません。
粉もマシン内部にストックされているため、飲むごとに補充する必要はなく一杯ごとに手間はかかりません。
厳密にいうと給水タンクに水を補充する手間はかかります。
それに対してドルチェグストは一杯ごとにカプセルをセットしたり取り外したりする手間があります。
さらに、こちらも給水タンクに水を補充する手間もかかります。
ミルクを入れる場合は?
バリスタなら手動でクリープやネスレブライトなどの粉末ミルクを入れる必要があります。
ドルチェグストの場合はミルクの専用カプセルがあるのでそれを使えばOKです。ただしコーヒーとミルク二つのカプセルを同時に使うことはできないので、二度手間にはなってしまいます・・・。
筆者
ミルクを入れる場合はどちらが手間かは判断できないですね・・・。人によるって感じです。
個人的にはバリスタの方がカプセルを捨てる手間がない分、少し楽かなーと感じています笑
砂糖を入れる場合は?
砂糖を入れる場合はバリスタとドルチェグストどちらも手動で入れなければなりません。
スティック状の砂糖だと楽で便利ですよ♪
総じていうと、粉をストックできるバリスタの方が手間はかからないです。
本体価格
バリスタ
スクロールできます
シンプル | 4054円 |
50[fifty](フィフティ) | 6578円 |
W(ダブリュー) | 8778円 |
Duo(デュオ) | 16445円 |
バリスタデュオは別格ですが、他のものは1万円を切っているものが多いです。
ちなみにバリスタデュオはスペシャルセット(コーヒー粉50g×1本 / ブライト110g×2個)が税込16996円で買えるのでこちらの方がお得です。
ドルチェグスト
スクロールできます
モデル | 価格(税込) |
ピッコロXS | 5980円 |
ジェニオアイ | 14800円 |
エスペルタ | 19800円 |
ジェニオエス | 21780円 |
ドルチェグストはピッコロXSを除いて、軽く1万円を超えてきます。
中には2万円を超えるジェニオエスというモデルもあります。
見比べてみたら一目瞭然ですね。
お金に余裕がない人はドルチェグストよりもバリスタの方が手が出しやすいですよね😅
本体サイズ
本体サイズはモデルによってさまざまなので、バリスタとドルチェグストを比べることはできません。
ちなみに、筆者が持っているバリスタアイとドルチェグストジェニオアイというモデルで比較すると以下のような感じです。
左がドルチェグストジェニオアイで、右がバリスタアイです。
この二つを見比べてみると、バリスタアイの方がひとまわり大きいことがわかりますね。
味・クオリティ
ドルチェグストで入れた場合、コンビニで淹れてもらうコーヒーくらい美味しいですよ♪
実際にドルチェグストでコーヒーを入れると見た目はこんな感じになります。
クレマがくっきり立っててめちゃくちゃ美味しい🥰
バリスタでもクレマは作ることができ、自分でインスタントの粉をお湯で溶かすよりはかなり美味しいです。
下の写真のように、ドルチェグストと同じくらいクレマが立っています。
バリスタの味やクオリティはドルチェグストよりも劣りますが、インスタントの粉を溶かすだけのものよりもかなり美味しいです。
ドルチェグストとバリスタで見た目はあまり変わりませんが、味の深み・泡の質は全く異なりますし、バリスタで入れた方がコーヒーの味は薄いかな〜といった感じです。
コーヒーにこだわりがない人はバリスタでも十分満足できますよ♪
コスト
コストはバリスタに軍配が上がります。
「ネスカフェゴールドブレンドエコ&システム」というインスタントの粉を使用すれば1杯あたり20円くらいで飲めます。
¥1,170 (2023/05/16 19:01時点 | Amazon調べ)
一方、ドルチェグストは安いものだと70円くらいで飲めるのですが、ラテ系だと普通に100円超えたりするし、スタバ抹茶ラテとかだと234円します。
カプセルごとのコストは以下のような感じです。
価格表(クリックしてみてね)
1箱の個数 | 価格 | 1杯の値段 | |
リッチブレンド | 16 | 1185円 | 74円 |
リッチブレンド (30杯分) | 30 | 2017円 | 67円 |
レギュラーブレンド (ルンゴ) | 16 | 1185円 | 74円 |
レギュラーブレンド (ルンゴ)(30杯分) | 30 | 2017円 | 67円 |
オリジナルブレンド | 16 | 1185円 | 74円 |
モカブレンド | 16 | 1185円 | 74円 |
モーニングブレンド | 16 | 1185円 | 74円 |
アイスコーヒーブレンド | 16 | 1185円 | 74円 |
アイスコーヒーローストXL | 16 | 1185円 | 74円 |
コールドブリュー | 12 | 1185円 | 99円 |
レギュラーブレンド カフェインレス | 16 | 1185円 | 74円 |
ローストブレンド (ルンゴインテンソ) | 16 | 1185円 | 74円 |
エスプレッソインテンソ | 16 | 1185円 | 74円 |
アーモンドラテ | 12 | 1401円 | 117円 |
カフェオレ | 16 | 1185円 | 74円 |
カフェオレ(30杯分) | 30 | 2017円 | 67円 |
カフェオレ(60杯分) | 60 | 3924円 | 65円 |
フラットホワイト | 16 | 1185円 | 74円 |
ラテマキアート | 8 | 1185円 | 148円 |
カプチーノ | 8 | 1185円 | 148円 |
ミルクティー | 16 | 1185円 | 74円 |
チョコチーノ | 8 | 1185円 | 148円 |
宇治抹茶 | 16 | 1185円 | 74円 |
スターバックス カフェラテ | 12 | 1401円 | 117円 |
スターバックス パイクプレイスロースト | 12 | 1185円 | 74円 |
スターバックス 抹茶ラテ | 6 | 1401円 | 234円 |
スターバックス ハウスブレンド | 12 | 1185円 | 99円 |
スターバックス ハウスブレンド(60杯分) | 60 | 5322円 | 89円 |
スターバックス ライトノートブレンド | 12 | 1185円 | 99円 |
スターバックス アイスアメリカーノ | 12 | 1185円 | 99円 |
スターバックス サニーデイブレンド | 12 | 1185円 | 99円 |
スターバックス コロンビア | 12 | 1185円 | 99円 |
スターバックス ラテマキアート | 6 | 1185円 | 198円 |
スターバックス カプチーノ | 6 | 1185円 | 198円 |
スターバックス キャラメルマキアート | 6 | 1185円 | 198円 |
圧倒的にバリスタの方が安いことがわかりますね。
お手入れ
お手入れについて、実際に自分で使ってみた上でレビューしてみます。
ちなみに筆者が使っているのはバリスタアイおよびドルチェグストジェニオアイです。
お手入れはドルチェグストの方が楽です。
ドルチェグストの日常的にお手入れするべき部分はカプセルホルダーと給水タンクと抽出トレイの3点です。
一方、バリスタのお手入れは少々面倒です。
汚れやすい上、お手入れするパーツも多いです。
細かいパーツがいくつもあるので、「分解」→「洗浄」→「乾燥」→「組み立て」とその作業も大変です。
バリスタの方は毎日やる必要はないのですが、汚れやすいので定期的に洗わなければなりません。
詳しくはこちらをご覧ください。
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バリスタをお手入れする日は憂鬱になりながらも、
「よーし、やるかーっ!」と気合を入れてやってます・・・笑
抽出音の静かさ
バリスタアイとドルチェグストジェニオアイで抽出音について比較します。
抽出音はバリスタの方がうるさいですね。
壁の薄いマンションに住んでいたら少し気になるくらいのレベルです。
それに比べてドルチェグストは静かです。
全然気になりません。
実際にノイズを計測してみた
実際にどれくらいうるさいのかノイズレベルを計測してみました。
スマホのアプリを使って、マシンから10cmくらいの距離で測りました。
↓バリスタの騒音レベル
↓ドルチェグストの騒音レベル
バリスタは平均で59dB(デシベル)、最大で65dBでした。
ドルチェグストは平均で53dB、最大で61dBでした。
6dB変わると騒音は2倍になります。
ということは平均で考えるとバリスタはドルチェグストの「約2倍うるさい」ということが言えますよね。
余談ですが、普段見ているテレビの音量が10だとしましょう。
この音の大きさがドルチェグストだとするとバリスタの音は20くらいです。
どうでしょう。イメージつきますか?笑
バリスタの音が大きいとも言えるし、ドルチェグストの音が小さいとも言えます。
僕はバリスタの音は全然許容範囲で、深夜とかに淹れる時は隣の部屋に気を使うくらいです。
また、自治体の環境保全のページなんかに載っている音の大きさの目安は以下のような感じです。
音の大きさ | 目安 |
120dB | 飛行機のエンジンの近く |
110dB | 自動車のクラクション(前方2メートル) |
100dB | 電車の通る時のガード下 |
90dB | 大声による独唱、騒々しい工場の中 |
80dB | 鉄道の線路脇、飛行機の機内 |
70dB | 掃除機、騒々しい事務所 |
60dB | 普通の会話、静かな乗用車 |
50dB | 静かな事務所 |
40dB | 昼間の静かな住宅地、図書館 |
30dB | 深夜の郊外、ささやき声 |
20dB | 木の葉のふれあう音 |
バリスタは60dBくらいなので、普通の会話といったところでしょうか。
体感では、普通の会話というよりは声が大きめの人が喋っているくらいのうるささですかね。
結局どちらがいいの?
比較した結果、以下のような感じです。
バリスタ | ドルチェグスト | |
淹れる手間 | あまりかからない | 少しかかる |
本体コスト | 1万円以下が多い 安め | 1万円以上が多い 高め |
本体サイズ | 大きい ※モデルによる | 小さい ※モデルによる |
味・クオリティ | 美味しい | かなり美味しい |
一杯のコスト | 安い(約20円) | 高い(約70円~234円) |
お手入れ | まあまあ面倒・大変 | かなり楽 |
音の大きさ | 少しうるさめ | 静か |
それぞれ一長一短なので好みの問題ということになります。
かなり美味しいコーヒーがに見たければドルチェグスト、コスパ重視ならバリスタという感じですかね。
まとめ
バリスタとドルチェグストの違いやそれぞれに対する比較を行いましたが、いかがでしたか?
どちらを買おうか悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。
ちなみに筆者はどちらも持っていますが、最初は本体価格が安いという観点からバリスタを購入しました。
最後までご精読ありがとうございました♪
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